バイパス考

投稿者: | 2015年4月25日

simutransの中で最も魅力的なシステムが経路選択です。

今回はその経路をバイパスする方法について考えてみます。


まず、simutransでの経路選択の大前提として「乗り換え数」と「到達可否」があります。

乗り換え数はそのままで、
到達可否はあくまで「その編成」が「目的としている場所」へ到達できるかどうかということを表しています。

要は経路選択には乗り換え数が少なく、その貨物が目的としている場所へ積載される編成が到達するのが重視されます。


仮にA-B、B-Cの経路があるとします。

貨物fは目的地Cへ輸送されるものとします。
A-BやB-Cの経路は、A-Cの経路よりも長いです。

A-B、B-Cの経路のみが運行されている場合は乗り換え数1で、
A-Cの経路が運行されている場合は乗り換え数2となります。

この時点で貨物を輸送する最短経路はA-Cとなります。


simutransでよくある貨物の容量オーバーがA-C経路で起きた場合は、
基本的にはA-B、B-Cに分け、Bにバッファを持たせることで全体の輸送容量に余裕ができます。

もしA-Cの容量が16、
A-Bの容量が10、B-Cの容量が8の場合、
A-BとB-Cに分けた方が明らかに余裕が出てきますね。

経路容量と経路選択について書きましたが、ここから先はいわゆるバイパスについての考え方となります。


ではバイパスというのがどういうものか、ですが
端的に言えば交通量に応じて混雑緩和用の中継地を増やしていくものです。

2つの経路を相互に結ぶほか、1つの経路に対して複数のパターンを持たせることもできます。
渋滞が起きやすい道路路線では常套手段とされ、特に道路交通がメインの地域ではかなり多用されています。

例えば、A-B-C、A-D-Cの2つの経路があるとします。
ここでA-B-Cが渋滞している場合、基本的には最も台数の多い路線をA-D-C経由にします。
また、A-D-C-Bという経路を持ったりするのを防ぐために、D-Bの経路も運行させます。

ちなみに、ここでバイパスに該当するのがA-D-Cで、D-Bはいわゆる連絡線の役目を果たします。


ここで、最も台数の多い車輌がない場合の解決方法に「速度制限」というのがあります。

simutrans上の速度制限は「指定された速度以下での通行を禁止」するものなので、A-B-CまたはA-D-CのA-C間の距離が短い方に対して、
80~100km/hぐらいの速度制限を付けます。

そうすると速度の低い車輌はA-D-Cを自動的に迂回するので、ある程度の分散を図ることができます。

ただし、速度制限による分散は、その経路を通る車輌の速度差が小さすぎる場合は全く役に立ちません。
そのため、A-B-CまたはA-D-Cに対して新しくEという経路地点を設定し、根本的にC地点への交通量を減らすという対策を取ることになります。

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